母乳育児は手段ですよ♬

こんにちは!
助産師のおおこしです。
もう夏のような毎日ですね~。
母乳相談で赤ちゃんが、待っている間に全力で泣いて汗びっしょりになっていると、「若いわ~」と思ってしまうのは私が年を取ったんでしょうかね?(;´Д`)
ところで、母乳育児が目的になっていませんか?
「は?」・・・・・・・だと思うんですが。
どういう意味かと言うと、母乳をどうしても飲ませたいから、赤ちゃんがギャン泣きしても怒りながら授乳練習とか、「どうすれば母乳が増えるか」とネット検索ばかりとか、「母乳はあまり出てないようだから、いっそミルクだけで」とか。
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残念です~(;´Д`)
母乳育児はあくまでも手段です。
何の手段でしょうか?
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ママと赤ちゃんがより健康に過ごすための手段なんです。
免疫や栄養、ママの乳がん予防やミルク代の節約などなど、いろいろな効果があります。少しでもいいんです。あまり出てないと感じても、飲ませているうちに母乳量が増えてくることはよくあります。
たとえ母乳量が少なくても、赤ちゃんとのスキンシップ効果も大きいんです。あんなにくっついて豊かな時間を過ごす時期は今しかありません。
母乳を飲ませたい! 母乳で育てたい!・・・・よくわかります。ママとして本能のような気持ちだと思います。だからこそ、母乳育児を目的にしないでその先の健康や幸せを目的にしてほしいんです。その先の健康や幸せを目的にできると、「母乳が足りない」と落ち込むことなく不足分はミルクを足しながらやっていけばいいんです。
せっかく赤ちゃんとくっつける時間を、「足りない!」「なんで泣くの!」なんてイライラしないで楽しむことが出来ます。
そうやって楽しむことで、母乳量は増えてくることが多いですよ♡
母乳育児は目的ではなく手段! そして手段としての母乳育児を自分なりに楽しみましょうね♡